焼津市のCA-PETZスタイリスト
撮影チームFeLunaのきーにょです。
ヘアカラーをした際に「色が入りすぎた」と思ってしまうことはありませんか?美容院でカラーをしてもカラーが入りすぎてしまったと感じることってあるかと思います。
入りすぎたカラーを落とす方法はいくつかありますが、中には美容師的にはやってほしくないものあります。
今回は入りすぎたカラーを落とす際に美容師がやってほしくないこと5選を紹介していきます。髪が傷んでしまったり、その次のカラーができなくなってしまうこともあるので悩んでいる人は注意してくださいね!
美容師がやってほしくないこと5選!
まずはさっそく入りすぎたカラーを落とす際に美容師がやってほしくないことを紹介していきます。
ネットで調べたり、人から聞いた情報なんかでカラーを落とす方法はたくさん仕入れることができますが、中には髪が傷んでしまったりなど髪に対して良くないこともあるんです。
知らずにやってしまうことで取り返しのつかないことになってしまうこともあるので気をつけてくださいね!
まとめておくとこの5つがカラーを落とす際にやってほしくないことの事例です。けっこうやってしまうことがあるものもあるのではないでしょうか。
これらは本当に髪に良くないことも含まれているので注意が必要です。というよりやってほしくないです。順番に紹介していきますね。
市販ブリーチを使って脱色
「市販のブリーチを使って脱色する」と髪のダメージが大きくなってしまって切れ毛や枝毛の原因になり、最悪次のカラーができなくなります。
入りすぎたカラーを落とすという面で見たらブリーチを使って脱色することが一番早い方法ではあります。しかし、強い反応をするブリーチを使ってしまうと髪の状態が悪化してしまい傷みがひどくなってしまうんです。
ひどく傷んでしまった髪は修復することができず、治すためには傷んでしまったところバッサリ切ってしまうか、治るまで1年など長時間をかける必要が出てきます。
市販カラーを使って染め直す
「市販のカラーを使って染め直す」と色味が混ざってしまいイメージしたカラーにならないことがあります。
小学生の頃使った絵の具の筆を洗うバケツをイメージしてみてください。筆を洗う度に絵の具の色が混ざっていき、最後はドス黒い色になっていませんでしたか?ヘアカラーでも同じことが起こるんです。染めた色の上にさらに色を重ねていくと混ざりあってしまい、最終的には色がクスんでしまい綺麗なカラーになりません。
また、選ぶカラーよっては脱色力が強く髪色が明るくなってしまうこともあります。染めてからヤバいと思うことも発生するので注意が必要なんです。
市販シャンプーでたくさん洗う
「市販シャンプーでたくさん洗う」ことで髪や頭皮が乾燥しやくなったり、絡みやすくなってしまいます。
カラーを落とす方法ということで割と最初に思いつく方法ではないでしょうか。シャンプーの回数を増やすことで色味を洗い流して入りすぎたカラーを落とすことができます。
市販のシャンプーは洗浄力が強いので必要な皮脂まで取ってしまい髪や頭皮が乾燥しやすくなるということが起きます。また洗うときの摩擦でキューティクルが傷み絡みやすくなるリスクもあるんです。
ヘアアイロンを思いっきりあてる
「ヘアアイロンを思いっきりあてる」ことで髪が炭化して脆くなってしまうことがあります。
カラーの色素には「熱に弱い」という性質があるのでカラーを落とす方法にはアイロンを使うことも出てきたりしますが、カラー以上に髪は熱に弱いです。
アイロンをあてすぎてしまうことで髪が熱に負けて炭のような状態になり簡単に切れたりするようになってしまうんです。熱を使う方法にはかなり注意しないと大切な髪が切れてしまうリスクがあります。
美容院での無茶振り
美容院で染めてもらって入りすぎてしまったカラーを他の美容院で解決するのはリスクが高いです。
たしかに、失敗されてしまった美容院へまた行くのは気が引けてしまいますがどんなカラー剤を使ったのかもわからない状態なので対策をするのが難しくなります。
普通のカラーであればまだ対応はしやすいですが、黒染めなどの場合は染めた美容院でお願いした方が良い方法を提案してくれますよ!
カラーが入りすぎたときにやるべきこと
ここまでは入りすぎたカラーを落とす際に美容師がやってほしくないことについて紹介をしてきました。基本的には髪に負担がかかる方法はやってほしくないということです。
次にカラーが入りすぎてしまった場合にやっておくべきことを一緒に紹介しておきます。
入りすぎたと言って間違ったことをやってしまうと髪が傷む原因にもなってしまうので、髪に負担をかけずに対処する方法について紹介します。
カラーが入りすぎてしまった際にはこの3つの方法を行なっておくことが髪に負担をかけにくいのでおすすめです。順番に解説していきます。
美容院へ相談しに行く
カラーが入りすぎてしまったときは「美容院へ相談しに行く」のがおすすめです。
上の内容でも書きましたが、カラーを染めた美容院へ行くことを特におすすめします。カラーなどの施術に関してはプロに任せるのが一番安心できます。
ほとんどの美容院でお直しなどのサービスをやっていると思うので入りすぎたなと思った時点ですぐに相談することで対処方法を提案してくれますよ!
トリートメントを長く放置する
お家で入りすぎたカラーを落とす方法として「トリートメントを長く放置する」というのはおすすめできます。
トリートメントの油分がカラー剤と相性が良く長く時間を置くことで落としていくことができます。髪に負担がかからないのもポイント!
シャンプーの回数を増やすと乾燥などの原因になってしまいますが、トリートメントであれば髪をケアしながらカラーを落とすことができるので安心です。
ドライヤーを使ってしっかり乾かす
入りすぎたカラーを落とす直接的な方法にはなりませんが「ドライヤーを使ってしっかり乾かす」ことも大切です。
髪のダメージを進行させないようにして入りすぎたカラーを落とすことや、カラーの染め直しで起きるダメージも最小限に留めることができます。
普段のお手入れをしておくことも対策方法の選択肢を増やすために必要なので、髪を守っていくためにもしっかり乾かすということはしておいてください!
行きつけの美容院を作ることが一番!
ホットペッパーなどがあるので行きつけの美容院は作らず、割引が効く美容院を転々とするという人がけっこういらっしゃいます。
たしかに、美容院に行くとそれなりのお金がかかってくるのである程度予算を抑えたいという気持ちもわかります。
しかし、髪質などを知らない状態で施術を受けるというのは更なる失敗の原因にもなりかねません。
なので、行きつけの美容院を作って全てをお任せできる関係性を作っておくことがおすすめなんです。
髪質をわかってくれている
行きつけの美容院であれば「髪質をわかってくれている」ので改めて説明する必要がありません。
リスクのある施術をしていく場合には髪質を知っておくことが最も重要なことです。見るだけではわからないことも多く、確実にわかっている方が美容師としてもやりやすいです。
髪質に合わせた対策方法を提案もできるので、さまざまな提案が聞けるのは行きつけの美容院の特権でもあります。
今後の提案もしてくれる
お客様の好みなどを知っておくことで「入りすぎたカラーを落とす施術の後の施術まで」提案をすることができます。
こんな人はいませんか?
コロコロと好みが変わる人ってけっこう多いので、染めた髪色とは180度違ったデザインにsたくなってしまうお客様もいらっしゃます。
こうしたお客様の好みを知っておくことで、リスクのある施術をした後でも好みのカラーができるように準備することも同時にできます。
これはお客様のことを知っている行きつけの美容院でないとできないことなので、いろんなデザインを楽しみたいという人はぜひ行きつけの美容院を作ることをおすすめします。
無理な方法でカラーを落とすのはやめよう!
ここまで入りすぎたカラーを落とす際に美容師がやってほしくないことを書いてきました。
まとめて最後に書いておくと、
ということです。
無理なことをすればたしかに早くカラーを落とすことができますが、その分髪には負担がかかってしまい、ダメージが蓄積されます。
今後も綺麗なカラーを楽しんでいくためにも無理な方法はせず、美容師さんに相談したりして入りすぎたカラーを落としてくださいね!