こんにちは!焼津市の美容室 CA-PETZの きーにょ です。
美容院のトリートメントって髪の毛の手触りが良くなって気持ちがいいですよね!
カラーをしているとダメージが気になってしまったりして、トリートメントが重要に感じます。
ただ、どのくらい頻度でやっていけば良いのかってわからないですよね。
美容師目線で美容院でやっていくトリートメントの頻度を解説していきます。
この記事の内容
こんな感じの三段構成で解説していきます。
美容院でするトリートメントの頻度はどのくらいがベスト?
美容院のトリートメントって髪の毛の調子が良くなっていくので、やりたくなりますよね!
ただ、時間が経つとだんだんと手触りが戻ってしまうのも事実。
手触りが戻ってしまうことも考えてどのくらいの頻度でトリートメントをしていけばいいのでしょうか。
ケアをしっかりしている人は2ヶ月おき
髪の毛のケアをしっかりとしている人であれば2ヶ月おきの頻度でトリートメントをしてあげるのが良いです。
意外ですかね?正直、だいたい2ヶ月に1回美容院に行く人ならその都度トリートメントをしていく頻度で大丈夫です!
美容師が喜ぶ
「月1でトリートメントをしなくちゃ!」と言ってくれる人もいらっしゃるのですが、そこまでしなくても大丈夫です。
やってくれるのは良いのですが、かなりコスパが悪いです。
月1でトリートメントをしていっても髪質に変化があるとは言い切れません。
髪の毛のダメージ別で見てみる
先ほどもトリートメントは2ヶ月に1回くらいで十分です。
ダメージレベルによっては月に1回くらいのペースでやっていくことも大切なので基準を書いておきます。
通常カラーによる”ローダメージ”
ローダメージというのはブリーチをしないカラーをしていて「乾燥が気になる」「まとまりにくい」「手触りが悪い」という人です。
このくらいであれば2ヶ月に1回の頻度でトリートメントで手触りを良くしておけば髪質に問題が出てしまうことはありません。
ブリーチなどの”ハイダメージ”
ハイダメージというのはブリーチなど過度な脱色によって髪の毛がダメージしてしまっている状態です。
髪の毛の状態としては、「毛先がチリチリする」「毛先が絡まる」といった症状が出ているときはハイダメージ認定です!
ハイダメージの場合には月1回の頻度でするトリートメントが有効です。
ダメージ度合いでトリートメントの頻度を変えていくのは変わりませんが、2パターンに分けるだけで大丈夫なんです!
トリートメントが必要な人
トリートメントが必要!という人もいます。
上で紹介したハイダメージの人ですね。
髪の絡まりを取る
髪の毛が絡まりやすい状態というのはとても危険な状態です。
絡まりを取ろうとして無理矢理に髪の毛を梳かそうとすると切れ毛の原因にもなります。
毛先が絡まってしまいやすい状態の人は月1の頻度でトリートメントしていくのがベストです!
複数のメニューをやる人も
若干この記事の内容とはズレてしまうのですが重要なので!
複数メニューをやる人もトリートメントは必要です。
例えば、「カラーとパーマ」「カラーとストレートパーマ」なんか」ですね。
薬剤を使っていくメニューでは髪の毛の負担が増えてしまうんですよね。
ヘアケアという意味合いと“前処理剤”として使っていくことがあります。
前処理の重要性
カラーやパーマをするときに薬剤をつける前にトリートメントをつけていきます。
髪の毛にかかる負担を軽減したり、薬剤の反応を助けたりします。
前処理をするしないでカラーやパーマの仕上がりが変わってきてしまうんです。
ダメージだけ残ることも
普通の状態では施術できないような髪質でも前処理を行うことで施術できるようになります。
こんな経験したことありませんか?
前処理をしないでパーマをかけてしまったがためにパーマがかかりきらずにダメージだけ残ってしまうパターンです。
頻度は基本的に美容院に行くときに一緒にやっていくので大丈夫です!
トリートメントの効果ってどうなの?
最初にこちらのツイートを見てもらいたいです。
美容院でのことですが、美容師さんから勧められたトリートメントはやりたくなければ断るのがおすすめです!サラツヤ感がほしければやる方がいいのですが、自分が要らないと思ったらやらなくても大丈夫です😊
— きーにょ@美容師ブロガー (@_kiiinyo) January 14, 2021
僕のツイートですが、この内容にある通り美容師さんの「髪の毛が傷んできているのでトリートメントしておきましょう!」という提案は自分もそう思っていなければやる必要はありません。
これには美容師の同意もあった方が確実ですが、一度、「ほんとに必要ですか?」と聞いてみるのもいいですよ!
ほんとに必要であればちゃんとした美容師さんであれば理由を説明してくれると思うので。
トリートメントの効果
トリートメントの一番の効果は髪の毛のコーティングです。
髪の表面に膜を作ることで手触りを良くしていきます。
トリートメントってその場しのぎ!?
コーティング自体はシャンプーなどしていくと徐々に取れてしまいます。
これが、トリートメントの効果が切れてきているように感じる原因です。
美容院でするトリートメントのほとんどはその場しのぎのものがほとんどです。
他のトリートメントに関しても解説している記事があるので、興味があったらそちらも一緒にご覧ください。
下記リンクからご覧いただけます。
美容師がこんなこと書いていいのかよって思うかもしれませんが、実際こんなこと思ったことありませんか?
美容師に勧められたはいいけど、あんまり効果を感じないしすぐに取れちゃうからやりたくない。
こうやって思っている人も多いはずです。
はじめに言った通り
自分が必要ないなと感じているようであれば一度美容師さんに聞くべきです。
プロとして提案している場合には必ず説明があります。
例えば上で解説した前処理としての働きですね!
前処理として使いたい場合にはその日のデザインの仕上がりに直結するので美容師さんの言う通りにした方がいいです。
ただ、なんとなく傷んでいるからという答えの人なら聞く必要はないんです。
カラーだけでも髪質復活できます
僕のお客様ってほとんどの人がトリートメントをしません。
正直、いらないと思っている人がいるということと、カラーだけでも髪質が治せるって知っている人がいるからです。
あと、最後の仕上げで使うアイテムも大切です。
この2点を気をつけていれば髪の毛の質感は保てます。
最後に使うのにおすすめなアイテムはこちらで紹介しているので興味がある人は一緒にどうぞ!
下記リンクからご覧いただけます。
必要なものを選ぶ
美容師さんの言うことを聞くのも髪の毛をキレイにしていくにはとても大切なことです。
髪の毛の状態なんかは自分では判断つかないことが多いですからね!
自分と美容師さん2人ともが必要を感じないようであればやらないで他のことに予算使っていきましょう!
トリートメントって必ずやらなければいけないものかと言われたらそんなことはありません。
サラサラの髪の毛が欲しいのであればやってあげればいいだけです。
言われるがままは危険
上のリンクの記事で紹介していますが、トリートメントにはいくつか種類があり髪の毛に悪影響になってしまうものもあります。
と思うかもしれませんが、実際にあることです。
最後にまとめておきます。
ハイダメージ→1ヶ月に1回(髪の毛が絡みやすくなったら)
こんな感じの判断基準で大丈夫です!
トリートメントの頻度を高くすれば髪の毛の状態が良くなっていくのではなく、必要なときにやってあげるから効果がでます。
自分のトリートメントの頻度も考えて一番良い髪の毛の状態を作っていきましょう!