【ケアブリーチって傷む?】今話題のケアブリーチの効果を美容師が解説します。

髪のお悩み解決

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きーにょ
こんにちは!
焼津市の美容室 CA-PETZの きーにょ です。

 

ブリーチをしていくときに気になるところは 「髪の毛が傷まないか」「パサつかないか」といったところです。
 
キレイなカラーやデザインを作っていく上で必要になるのがブリーチですが、髪はできるだけ傷ませたくないですよね。
 
話題のケアブリーチはブリーチで発生するダメージをどれだけ抑えてくれるのか。
 
今回は美容師がケアブリーチの効果を解説していきます。

 



 

ケアブリーチって傷む?

 


 

ケアブリーチって傷まないってよく言われてますけど、ブリーチなのにほんとに傷まないんですか?
お客様

きーにょ
ケアブリーチほんとにすごいです!たしかに傷まないって言ったらウソになってしまいますがかなり傷みにくくなってますよ!

 

バレイヤージュをはじめ、デザインを入れていくヘアカラーやキレイな色味を入れていくときにはブリーチをするのが必須ですよね。
 
「髪はダメージさせたくない。」ブリーチをしてもできるだけ髪を傷ませたくないのが本音です。
 
そこで今話題なのが “ケアブリーチ” です。ブリーチしても傷まないというのが注目ポイントなんです。
 
ケアブリーチの説明をTwitterで簡単にしてみました。

 

ブリーチカラーをする人のほとんどは「ケアブリーチ」を使っているのではないでしょうか?従来のブリーチに比べて切れ毛や枝毛を90%もカットしてくれるので傷みが気になりにくくなります。傷ませたくないならケアブリーチがおすすめ!

 
ケアブリーチを使っていくことで切れ毛や枝毛を90%をカットしてくれます。
 
なので 完全にダメージがない というわけではありません。
 

完全にダメージがなくなっているわけではないんですね。
お客様

きーにょ
そうなんです。脱色はしているのでダメージはあります。

 

今までのブリーチに比べるとかなりダメージが軽減している。

 
というのが正しい表現ですね。ブリーチなのでやっぱり多少のダメージはあります。
 

ブリーチが傷む原因

 
ブリーチをしていくことで髪がアルカリ性に傾いてしまうことで傷んでしまいます。
 

ブリーチの働き

黒髪 → こげ茶 → 茶髪 → オレンジ → 黄色 → 白
 
こんな感じで髪の “メラニン色素” を分解していきます。アルカリの反応と脱色の効果でメラニンを分解します。

 
脱色していくためのアルカリの反応によってキューティクルが開いて、閉じにくくなってしまうことで髪が傷んでいきます。
 

きーにょ
脱色をしていくためには強めのアルカリ反応が必須なので傷ませないようにブリーチしていくのはできないんですよね。

 

ケアブリーチは傷みにくい?

 
ケアブリーチには「ジカルボン酸」を配合しているので切れ毛や枝毛が出にくくなります。
 

ジカルボン酸

髪内部のタンパク質の結合を守ってくれ、切れてしまっているペプチド結合を再結合してくれるので髪が丈夫になります。

 
ジカルボン酸の効果で普通のブリーチでは髪が弱くなってしまうだけですが、ケアブリーチは髪が弱くならないようになるんです。
 
ブリーチをしたときに気になる ”髪が細くなってしまったような感じ” これが緩和されます。
 

きーにょ
イメージ的にはブリーチなしで明るめのカラーをしたときのような質感です。

 

ケアブリーチの効果

 

 
ケアブリーチの効果はジカルボン酸による ”髪の毛の補強効果” です。
 
ブリーチしたときに髪の毛が傷んでしまう一番の原因は ”髪が弱ってしまうこと” なので髪を補強してくれるケアブリーチはかなり有効です。
 
他にもケアブリーチのメリットはあるので順番に紹介しておきます。
 

毛髪強化

 
ジカルボン酸の効果によって、髪の内部のタンパク質の結合を守ってくれ、ペプチド結合を再結合してくれるので髪が補強されます。
 
ブリーチによる傷みは髪の内部からボロボロになってしまうことなので、それを防ぐことができるケアブリーチは素晴らしいです。
 

切れ毛や枝毛ができにくくなる

 
髪の毛の補強をしていくれているので、ブリーチを部分でも切れ毛や枝毛が出てきてしまうことが少なくなります。
 
ケアブリーチを使っていくことで切れ毛や枝毛が少なくなるので、パサついて見えにくくなるという利点があります。
 
ブリーチしたのに毛先がパサつかないって嬉しいですよね!
 

きーにょ
僕の肌感覚ですが、2〜3回(髪質にもよりますが)くらいのブリーチであればかなり手触りもいいです。

 

ブリーチした後も色味が入りやすい

 
ケアブリーチの嬉しいポイントの上位にも来るのが ”色味が入りやすい” というところです。
 
普通のブリーチが脱色力のパワーだけを追求しているのに対して、髪のケアまで考えているケアブリーチはダメージが残りにくいです。
 
ブリーチをしたときに「色味が入りにくい」と感じてしまうのはダメージが残ってしまっているから。
 
ケアブリーチでダメージを少なくしてあげることでオンカラーのときに色味が入りやすくなるんです。
 

脱色力はちょっと弱め

 

きーにょ
ここまでメリットを紹介してきましたが、デメリットも紹介しておきます。

 
ケアブリーチは普通のブリーチに比べて脱色力が弱めです。回数を重ねることで脱色していくことはできますが。
 
弱いとは言っても ”他のブリーチに比べたら” です。
 
デザインを作っていく上ではあまり気にならないところなので、ダメージを気にするか、回数を重ねることで発生する料金を気にするかが変わってきます。
 


ブリーチ後はケアも必須

 

 

きーにょ
ブリーチしたらヘアケアが大切!

 
日頃からヘアケアをしているという人はいいのですが、あまりヘアケアをしていないという人は確実にやっていきましょう!
 
ケアブリーチでも髪の毛に負担をかけてしまうことに変わりはないので、ヘアケアを怠ってしまうとパサつきや絡まりが出てきます。
 

トリートメントは “インバス” がおすすめ!

 
トリートメントには ”アウトバストリートメント(洗い流さない)” と ”インバストリートメント(洗い流す)” ものがあります。
 
ブリーチをした後はインバストリートメントを使っていくことがおすすめです!
 

ブリーチした後の髪の毛は水分量とタンパク質の量が減ってしまうのでパサつきや絡みが出やすくなってしまいます。
こうした水分量やタンパク質をしっかり補給していく効果が高いのはインバストリートメントなんです。

 

洗い流さないトリートメントではダメなんですね!
お客様

きーにょ
ダメというわけではありませんが、ケア効果が高いのはインバストリートメントなんです。

 

もちろん、アウトバストリートメントも使っていくべきですが、インバストリートメントの効果を底上げしてくれるサポート役のような感じです。

 

僕の使い方

 

保湿系トリートメント + ヘアオイル

 
この2つが僕が使っているアイテムです。
 
保湿系のトリートメントで髪の栄養補給と水分補給をしていき、ヘアオイルで足りない分を保湿しています。
 
ブリーチをしてもサラサラしっとりな手触りにしていきたいときはこの使い方が一番です。
 

おすすめトリートメントはこちら

 

シャンプーの後に使っていくトリートメントはこちらがおすすめ!

 


 
シュワルツコフのスペシフィークトリートメントは色持ちをよくしてくれる効果とダメージケア力が高いトリートメントです。
 
保湿力がかなり高いのでブリーチをしてパサついてしまった髪の毛をしっかり保湿をしてくれます。
 
使ったあとの手触りもしっとりサラサラになってくれるのでブリーチ特有のギシギシ感がなくなってくれますよ!
 

ヘアオイルはこちらがおすすめ!

 


 
ミルボン グレイスオン セラムは髪の中からしっかり保湿をしていってくれます。
 
ドライヤーの熱からも髪を守ってくれ、オイルの効果で水分が過剰に蒸発してしまうことを防ぐことができます。
 
ブリーチをするとドライヤーをかけたときに水分が飛びすぎてしまったりしますが、ヘアオイルをつけておくことで改善できます。
 

最後に

 
今回はケアブリーチの効果について解説していきました。
 
ブリーチをしていくことで作れるデザインが多いからこそ、ケアブリーチの存在が大きくなります。
 
切れ毛や枝毛を90%カットしてくれるのはかなり嬉しい効果です。
 
ブリーチをしてもキレイな髪を維持していくことができますからね!

 
もちろん、ケアブリーチを使っていくことで傷みにくくなってくれますが過信は禁物です。
 
ヘアケアも忘れずにやっていってくださいね!

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