こんにちは!焼津市の美容室 CA-PETZの きーにょ です。
セルフカラーやセルフ縮毛矯正などドラッグストアに行くとさまざまな「セルフ○○」があります。
お家で気軽にできて、コストも安い!すごく魅力的なアイテムです。
しかし、失敗してしまうと髪の毛がとんでもないことに。
セルフ○○が危険だと言われる理由を美容師が解説していきます。
セルフカラーやセルフ縮毛矯正で失敗すると・・・
セルフカラーやセルフ縮毛矯正なんかはとても便利ですが、リスクがかなり大きいことが特徴。失敗して傷んでしまうと取り返しがつかないことになります。正直、美容師でも直せないので注意が必要です!
— きーにょ|髪の毛のお悩み解決します! (@_kiiinyo) July 8, 2021
セルフカラーやセルフ縮毛矯正といったアイテムが増えていますが、それと同じくらいに「髪が傷んでしまった」というお悩みも増えています。
コストもかからず、手軽にできるセルフ○○アイテムですが髪の毛にかかる負荷や薬剤によるダメージは大きなもの。
セルフ縮毛矯正などで傷んでしまった髪の毛は美容師でも直せません。
たまに、こうやって思ってしまう人もいます。
気持ちはわかります。髪の毛のプロフェッショナルなので悩みごとは全て解決できるだろうと思ってしまいますよね。
実際には、「美容師だから直らないということがわかる」これが本心なのです。
美容師でも直せないダメージ
セルフ縮毛矯正などで傷んでしまった髪の毛は修復不可能になってしまうことがほとんどです。
薬剤によって傷んでしまうと取り返しがつかないこともあります。
薬剤で髪の毛が傷んでしまうと
こんな感じの状態になってしまうので”かーなーり”注意が必要です!
髪の毛がチリチリになる
縮毛矯正の薬剤は髪の毛の結合を切る反応をさせていきます。
このときのダメージが入りすぎてしまうと髪の毛が形を保つことができなくなってしまい、”チリチリした状態”になってしまいます。
セルフ縮毛矯正だけでなくセルフカラーでも同じようなことがおきます。
美容師でも修復ができない
セルフアイテムでのダメージは気になったときにはすでに遅いときがほとんどです。
美容師でも髪の毛を直していくことができない傷みになってしまっています。
髪の毛のことなら美容院に行けばなんでも直せるということはないので、美容師はセルフをやってほしくないんです。
さまざまな施術ができなくなる
セルフに限ったことではありませんが、傷みの度合いが酷くなってしまうと美容院でのカラーやパーマができなくなってしまいます。
特に、パーマやブリーチといった施術は髪の毛の状態にかなり左右されてしまいます。
パーマやブリーチをする予定の場合はセルフ縮毛矯正はもちろん、セルフカラーもNGです。
チリチリになってしまった髪は直せない
たまに、セルフ縮毛矯正をして髪の毛がチリチリになってしまったのを直してほしいというお客様もいらっしゃいます。
髪の毛が傷みすぎて原型を保てなくなってしまった状態が”チリチリ”です。
その状態からストレートパーマなどをかけても元には戻らないんです。
セルフのメリットとデメリット
髪の毛は傷んでしまうし、上手くできない場合もあるセルフアイテムですがしっかり商品として定着しているんですよね。
リスクもある商品なのにドラッグストアとかでは人気なんですよね。
セルフでできるメリット・デメリットも紹介しておきます。
セルフアイテムのメリット
メリットを挙げていくとこの2つが思いつきます。
コストがかからない
美容院でやっていくよりも10分の1くらいの値段で施術していくことができます。
料金の面では負担がかなり少なくなってくれるので気軽にやりやすいのがポイントですね!
好きなときにできる
お家でやっていくことができるので“時間に囚われない”というのは大きなポイントです。
美容院に行くには予約をしなければいけないし、予約の時間も好きな時間に取れないということもあります。
自分のタイミングで好きなようにできるので時間の自由度が高いです。
セルフアイテムのデメリット
セルフの主なデメリットはこんな感じですね。
修復不可能なダメージになることも
セルフ系のアイテムは知識のない完全素人の人が使っていくので思わぬダメージになってしまうことが多いです。
施術をする側は素人ですが薬剤は同じようなものなので、髪質の見極めも必要になるんです。
一旦傷んでしまったら髪の毛を修復していくのは困難です。
キレイな仕上がりにならない
セルフカラーなどをやったことある人はわかると思いますが、染まりあがりがムラになってしまったり、色が入らなかったりします。
キレイに仕上がってくれないんですよね。
慣れていない人がやっていくと仕上がりをキレイにしていくのはかなり難しいことです。
美容師も1つの施術を習得するのに1.5ヶ月〜2ヶ月くらい練習するので。
リスクとの比較
メリットとデメリットをお伝えしていったのでセルフでやっていく場合にはメリットとデメリットを比較する必要があります。
失敗してしまうリスクやダメージしてしまうリスクなんかを考えてコスパと比較いていくのがいいですね!
クオリティとコストの比較
セルフ縮毛矯正やセルフカラーは基本的に「失敗するかも」ということが前提になります。
キレイに仕上がってくれれば問題なく、コスパ最強になります。
失敗すると値段は10倍以上に
失敗したら美容院に行って直してもらうと思います。
美容院に行ったらセルフの10倍くらいの値段はかかってきます。
さらに、失敗してしまった状態の髪の毛はトリートメントなどの複合メニューでやっていかなければならないのでよりコストがかかります。
手間も時間もかかる上に完全に直る保証もないということもあります。
傷んでおしゃれができなくなることも
修復不可能なくらいに髪の毛が傷んでしまうと他のメニューができなくなってしまいます。
パーマをかけたかったのに傷みが酷くてかけられなくなってしまった。
ブリーチカラーをやりたかったのに断られてしまった。
こんなことが起きてしまうんです。
おしゃれをしようとチャレンジしたセルフカラーやセルフ縮毛矯正がおしゃれができない髪になってしまいます。
そういった意味でもリスクは大きいですね。
自分が必要なのか判断する
失敗しにくいナチュラルなカラーで1色に染めていくならセルフカラーの選択もアリです。
失敗しやすいブリーチカラーなどをしていくようであれば美容院でやることをおすすめします!
セルフ縮毛矯正はNG
セルフ縮毛矯正だけは失敗して髪の毛がボロボロになってしまうことしかないので絶対やめた方がいいです!
こんな感じでセルフアイテムを使っていくのか、美容院でやっていくのか決めてみてくださいね!
最後に
今回はセルフカラーやセルフ縮毛矯正を失敗すると。ということを解説していきました。
お家で簡単に施術していくことができ、「時間」「コスト」の面でとても嬉しいアイテムです。
セルフ〇〇の危険性
便利な面もある反面、大きなデメリットも出てきてしまいます。
髪の毛が傷んで直せなくなってしまってはどうしようもありません。
自分の使い方とそのあとのリスクも考えて使っていってください。