知っておくと超便利!カラー剤のあれこれ

ヘアカラー

焼津市立病院から徒歩3分♪イルカの噴水が目印、CA-PETZのkiiinyoです!
 
 
カラー剤って何で染まるの?何で髪が傷むの?
わからないままに市販カラーを使って髪を傷ませてほしくないので、解説していきます。
 
 
ちょっとマニアックな内容もあるので、そういうのは見ないよ!という方はスマホを左からシュッとスワイプしてください笑
 
 

カラーはなぜ染まる?

 
 

 
 
カラーはなぜ染まるのか、カラー剤を塗って時間を置くだけで最後はキレイな色になっていますよね!
 
 
実はあの20分〜30分の間に2つの反応を同時にしているんです。
 
 

①脱色の反応

②染める反応

 
 
この2つが髪の上で起きています。2つも同時に起きてるってすごいですよね!
 
 

脱色の反応

 
 
髪の毛を明るくしていく反応です。
地毛は“メラニン色素”を多く含んでいるので黒く見えます。
 
 
このメラニン色素を分解して髪の毛を明るくしていきます。
明るくしていくときにダメージが発生しやすいです。
 
 
脱色の反応を極限まで極めたものがブリーチです。ブリーチは脱色だけなので金髪に染まっているわけではないのです。
 
 

染める反応

 
 
カラー剤に含まれる“色素”を髪の中に入れていきます。
 
 

髪の毛中に色素が入り、酸素に触れて色素同士がくっつきます。
色素が大きくなるので、色が抜けにくくなります。

 
 
この反応のときにはカラー剤に一緒に入っているトリートメント成分で髪の毛が守られています。
 
 

カラーの1剤

 
 
カラー剤には2種類あり、1剤と2剤があります。まずは1剤の内容からです。
 
 

・アルカリ剤

・色素

・トリートメント成分

 
 
ざっくり分けてこの3つが入っています。

この中で、アルカリ剤が2剤と反応しあって髪を明るくしたり、色味を入れたりします。
 
 

カラーの2剤

 
 
2剤の内容は
 
 

・過酸化水素水(H2O2)

 
 
この1種類です。と言ってもこの過酸化水素水のことを2剤と言っています。
 
 

髪を明るくする

髪に色味を入れる

 
 
という2役を同時にやってくれています。過労死レベルの仕事量ですね笑
 
 

カラー剤では、6%と3%という濃度の違う2剤があります。
美容室では髪質に合わせて使い分けていますが、市販カラーは6%しかありません。

 
 
なので、必要のない箇所にも過剰に反応してしまうので市販のカラーは傷むとされています。
 
 

なんで傷むの?

 
 

 
 
髪の毛は身体と同じで“弱酸性”でできています。
なので、カラー剤の1液でアルカリに傾いてしまいます。
 
 
市販のカラーは6%のみで塗り分けが難しく反応が激しいです。
なので、市販カラーは“通常の倍以上”髪に負担がかかっています。
 
 
この時点で髪の毛はダメージを受けてしまっているのですが、ケアをせずに放置してしまうと外からのダメージに晒されてしまうことになるので、どんどんと傷んでいきます。
 
 

ドライヤー

クシやブラシを通すこと

紫外線

 
 
なんかもこの外からのダメージになります。
知らず知らずのうちに髪の毛はダメージに晒されて、気づいたときには取り返しのつかないことになってしまいます。
 
 

傷ませないために

 
 

 
 
髪を傷ませないためには、ホームケアが肝心です。
シャンプーやトリートメントがその主な役割をしてくれます。
 
 
髪質に合わせたシャンプーやトリートメントを選ぶことで、日々のダメージから髪を救うことができます。
 
 
下記記事も合わせてご覧ください。
 
 
【色落ちなんて言わせない】シャンプーを変えると色持ちup
 
 

最後に

 
 
今回はヘアカラーの根本である“カラー剤”について解説させていただきました。
 
 
「市販カラーは傷むよ」と言われても、なんで?って感じですし、やっぱりその疑問をなくせたらと思ったんですよね。
 
 
理由がわかっているからこそ、市販を使わない方がいいのか、時短とコスパで使うべきなのか。
 
 
選ぶ基準にもなると思います。
 
 
なんかわかりにくい単語も出てきましたが、ちょっとでもわかっていただけた幸いです。
 
 
カラー剤の仕組みを理解してさらに楽しいカラーライフを送ってくださいね♪

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