焼津市の美容室CA-PETZの きーにょ です。
髪の毛って時間が経つと赤みが出てきてしまいます。なんとなくカラーが汚く見えてしまうのでイヤですよね。
日本人の髪は赤みが出やすい性質なので、ヘアカラーをしたりしていると時間経過によって赤みが出てきてしまうんです。
髪の赤みが出てしまうのをなんとか防ぎたい!という声が多いので髪が赤くなってしまう原因と対策を紹介していきます。
何で赤みが出る?
☑️ 髪の赤みが出る原因
・カラーの脱色
・紫外線
・髪を乾かさないこの3つが髪色に赤みが出てしまう原因です。日本人は髪質的に赤みが出やすいので悩む人が多いです。今は赤みが消せるカラーがたくさんあるのでキレイなカラーが楽しめますよ😊
— きーにょ|髪の悩み解決師 (@_kiiinyo) November 7, 2021
キレイなカラーを入れていても時間の経過によって髪色が赤くなってきてしまいます。
赤みが出てしまうと透明感も無くなってしまってカラー自体も汚く見えてしまう印象。
何で自分の髪が赤みが出やすいのか気になってしまいますよね。
Twitterで何で赤みが出てしまうのかを紹介したので内容を抜粋しておきます。
この3つが赤みが出てしまう原因になるものです。
基本的には色素が “脱色” または “流出” してしまうことが原因になります。
順番の解説していきます。
カラーの脱色
カラー剤の脱色反応によって地毛の色素が脱色されていることによって赤みが出てしまいます。
日本人の髪は “メラニン色素” という色素で黒く見えています。
メラニン色素
髪が黒く見えている色素は本当は “赤褐色” という赤茶色の色素なんです。
多量に含まれていることで髪色は黒く見えますが、カラーの脱色によってメラニン色素が分解されてしまうことによって赤みが出てしまいます。
カラーの反応
脱色はブリーチだけでなく普通のカラー剤でも起こる反応です。髪を明るくするためには大なり小なり脱色の反応があります。
髪を明るくするために脱色していくことで元々あったメラニン色素の量が少なくなり、なくなったところにカラーの色味が入っていきます。
カラーの色味はシャンプーなどで色抜けしてしまので、残ったメラニン色素が赤みとして表面に表れてしまうんです。
紫外線
紫外線が髪に与える影響は2つあります。
この2つが紫外線を浴びてしまうことによって起こる影響です。
紫外線には色素を変色させてしまう効果があります。(日に当たるところに紙を置いておくと変色するのと同じ)
髪質によって異なりますが、赤みが出てしまったり黄色くなってしまったりします。
もう1つのキューティクルの損傷は髪表面のキューティクルを傷つけてしまう効果です。
キューティクルが損傷してしまうことでカラーで染めた色素が流出しやすくなってしまいます。これによって残ったメラニンで赤みが出てしまいます。
髪を乾かさない
髪の毛を乾かさないことでカラーの色素が抜けていってしまい、赤みが出てきてしまいます。
と、こうやって思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
たしかに、ドライヤーを使わないの熱も当たらないし髪に悪いことって何かしてるの?と思ってしまいますよね。
しかし、”ドライヤーを使わない” というところが一番NGなことなんです。
カラーの色味は髪内部にあるので、キューティクルが開いているということは閉じ込めるものがない状態なんです。
色味を閉じ込めておくことができない状態で過ごしてしまっていると何もしていないのに勝手に色抜けしてしまいます。
カラーの色味で赤みを抑えていたのが無くなってしまうので赤みが出てしまうんです。
ここまでまとめると
「カラーの脱色」「紫外線」「髪を乾かさない乾かさない」ことでメラニン色素が減る、赤みを抑えていたものがなくなるといったことが起こり髪の赤みが出てくるということです。
髪が赤くなってしまう原因
髪に赤みが出てしまうことの他にも髪が ”赤くなってしまう” というものがあります。
似ているようなことなのですが、ちょっと違います。
髪が赤くなってしまう
カラーの色素の残留によって髪色が赤くなってしまうことがあるんです。
地毛の色素で赤みが出てしまうことよりも色味が強く残ってしまい、赤みを消すことが難しいものもあります。
髪が赤くなってしまう原因
髪の毛が赤くなってしまうのは主にカラーの施術をしたときのことが原因になります。
赤くなってしまう原因についても解説しておきます。
赤系のカラーをしたことがある
赤系のカラーで染めている履歴があると色素が残留してしまい、時間が経っても髪が赤くなってしまうことがあります。
アッシュ系・オリーブ系といったようなカラーに比べて赤系のカラーは髪に残留しやすいんです。
上で紹介したように地毛のメラニンも赤っぽい色なので抜けにくくなります。
色が消えにくい
カラーの色素が残留して髪が赤くなってしまった場合は同じカラー剤で赤味を消していくことが難しくなります。
何をしてもなかなか赤みが消えてくれないというときは半年〜1年くらいで赤系の色味で染めていないか確かめてみてくださいね!
黒染めやダークブラウンで染めたことがある
上で紹介したのは赤系のカラーでしたが、こちらはさらに上位レベルです。”黒染め” や ”ダークブラウン” で染めてしまうと髪は赤くなってしまいます。
髪色を暗くしないといけないときに活躍してくれる黒染めや暗めのカラーは髪にかなり残留してしまいます。
黒染めをしたあとに明るくしようとすると赤くなってしまうのは色素が残留してしまうためです。
ダークブラウンでも一緒
「黒染めは髪が赤くなってしまう」というのは誰もが知っていることですが、意外と知らないのは ”ダークブラウンでも一緒” ということです。
と言ってもダークブラウンとかで染めていっても色素の量が違うだけで同じように残量してしまって赤くなってしまいます。
赤みを出ないようにする対策
キレイな色を保っていくためには赤みを消していくことが一番です。
どんな対策をしていくことで髪の赤みを消していくことができるのかを紹介します。
赤みを消すカラーで染める
オーソドックスな方法ですが、“赤みを消してくれるカラー” で染めていくことで髪が赤くなってしまうことを防ぐことができます。
こういった種類のカラーは赤みを消していくことができるカラーです。
カラーで赤みを消すときのポイント
カラーで染めていくので抜けしまって赤みが復活してしまうこともあります。こまめにカラーを変えたいという人は上で紹介した3つの色味で選ぶのがおすすめです!
ブリーチで赤みを消してしまう
ブリーチで赤みを脱色してしまうのはかなり有効な対策方法です。
赤みの原因になってしまう色素をなくしていくことができるので時間が経っても赤みが出てきてしまうことがありません。
注意ポイント!
赤みは出なくなりますが、「色抜けしやすくなる」「髪が黄色くなりやすくなる」といったデメリットもあります。
カラートリートメントで赤みを消す
カラートリートメントで色味を補給していくことで赤みを消していくことができます。
美容院で染めたときのカラーを長持ちさせることもできますし、髪のダメージケアまでできてしまうのでかなりメリットがあります。
手が染まってしまうことがある
カラートリートメントを使っているとたまに手が染まってしまうことがあります。気になる人は控えた方がいいかも。
ただ、シャンプーをしていれば1〜2日で取れるので気にしすぎなくても大丈夫です!
まとめ
今回は髪が赤くなってしまう原因と対策方法について書いていきました。
赤みが出てしまう原因
髪が赤くなってしまう原因
この5つは髪に赤みが出てしまったり、赤くなってしまう原因です。
基本的には髪を脱色して地毛の色味が出てきてしまっていたり、染めたときの色が赤かったり、赤みの強いカラーで染めていたりすることで起こってしまいます。
赤みが出ないようにする対策
この3つの方法を取っていくことで髪に赤みが出ないようにしていくことができます。
どの方法にも共通して言えることは “継続が大切” ということです。単発で赤みを改善できる方法はないんです。
美容院で染めたときの透明感のあるキレイな色味を長く楽しむために赤み対策もぜひやってみてくださいね!